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これから求められるリーダーとしての在り方とは?

(株)プライムデンタルの広報運動家、

こばやし たけのりです。
 
 
 

今日は聞いた話からの

アウトプットを一つしたいと思います。

 

それは、
 
「OODA(ウーダ)ループ」

 

OODAループとは

  

Observe(観察)、
 
Orient(状況判断、方向づけ)、
 
Decide(意思決定)、
 
Act(行動)
 
ループ(見直す、みこす)

 

の頭文字をとった言葉で、

 

簡単に言うと

 

「見る」
 
「わかる」
 
「決める」
 
「動く」
 

という事を意味します。
 

 

この考え方は、
 
よく、PDCAサイクルと比較されるようですが、

単純に比較できる概念ではないと思います。
 

ここで少しだけPDCAサイクルに触れておきますと、

 

PDCAサイクルは、

 

Plan(計画)
 
Do(実行)
 
Check(チェック)
 
Act(行動、改善)
 

の4つプロセスのこといいます。

(最近ではRPDCAなどという言葉もあるようですが・・・)

  

想定外のことが起こらないということが前提で、

計画した通りに行動できる環境などでは

有効だと言えるのかもしれません。
 

PDCAサイクルは「自分の計画」から始まるのに対して

OODAは「相手の観察」から始まることが、

強いて言うと異なるところだと思います。
 

 
計画を立ててから行動するといった固定概念を捨て、

マニュアルなどを鵜呑みにせずに、
 

その場を「よく見て」、その場で考えて行動します。

 

そして、「わかる」を通して現実をみて、

その現実を更新していく。

 

しかし、人は知らず知らずに

癖や思い込みがあり、

「わかっているつもり」になっていたりもします。
 

そこで、わかっていることを

「うごいて」確かめて、

「みなおし」をしていく。

 

このような考え方の動きが、

想定外が起こっても迷わない

 

「すぐ決まる組織」

を生み出すのだと感じました。

 

まだまだ、日本の会社に多い

指示待ちで保身ばかりの風土は、

 
現在の日本経済の現状にも表れている通り

 
限界のところまで来ているのかもしれません。

 

PRESIDENTOnline

『「PDCA」は日本企業を停滞させた元凶だ』

https://president.jp/articles/-/28185
 

という記事もあるように、

 

時代の変化は早く、予測不能な状況になりつつあります。

 

想定内の業務はこれからのAI時代では、

確実にコンピューターに置き換えられることでしょう。

 

そういった意味でも、

OODAループはこれからの時代にフィットした

在り方だと感じたお話でした。

 

2019.11.15